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派遣契約と交通費の落とし穴
交通費は会社に通って仕事をする上でかかる経費のなかでも、特に金額大きなものの一つだと思います。
徒歩や自転車で通勤しているならともかく、電車で1時間・2時間かけて通勤しているような場合は月の定期代だけでも数万円という金額になるでしょう。



大抵の会社では交通費が「通勤手当」として支給されるため、労働者が自腹を切ることは珍しいかもしれませんが、派遣社員として契約する場合は、「交通費は時給に含まれる」という内容の契約であることもしばしばです。

このように交通費が自己負担であることがハッキリしている場合は、派遣会社もそれを考慮して時給を高めに設定してくれる場合があります。

しかし、派遣会社によっては「交通費全額支給」としておきながら、実際には交通費がかかる派遣スタッフほど時給を低く設定したりする場合があるので注意が必要です。

私は以前、ある会社に就職しかけて勤務先や条件の交渉をしていた時の話なのですが、色々な案件を見せてもらっても全体的に提示された給料の額が少なかったので、
「お給料の額ですが、もう少し何とかなりませんか?」
と聞いた所、営業の人がボソッと本音をもらしました。

「でも、あなたの場合は勤務地が遠くて交通費がかかりますからね・・・」

「でも、交通費は会社が負担するというご説明でしたよね?」
と聞いてみると、
「ええ、確かにそうなんですけど、現実には客先から受け取ったお金から経費を差し引かないと会社は成り立ちませんから、交通費のかかる人は収入も厳しくなっちゃうんですよ」
との答えが返ってきました。

交通費がどこかから沸いて出てくるわけではないでしょうから、確かに会社側の理屈も分からなくはありません。
どんな会社であれ、会社が経費を除いた利益から労働者に給料を支払っているのは当然です。

しかし、交通費がかかる場所に住んでいるほど給料が安くなるのでは、本来の意味での「交通費全額支給」とは意味が違ってきてしまいます。



実はその会社の給料が安かったのは法律で禁じられている二重派遣(労働に対して支払われる報酬を複数の会社が搾取するしくみ)にも手を染めていたりしたこともあり、結局は契約に至らなかったのですが、貴重な社会勉強をさせてもらいました。

我々労働者が自分の給料がどうやって決められているかについて知る事は難しいですが、知らず知らずのうちに不利な契約を結んでしまわないように気を付けなければいけませんね。

by 『労働基準法違反を許すな!労働者』
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【2007/09/04 21:08】 | 世知辛い話 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
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