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先日、Yahoo Japanの『月間チャージャー』というサイトで、ボクシングの元世界チャンピオンである竹原さんが「竹原慎二のボコボコ相談室」というコーナーの中で
「正直者がバカを見る世の中をどう思いますか?」 という問いに対して、 「他人が悪さしとるのを見逃しといてエラそうな事ぬかすなボケ。」 という痛快な回答をされていました。 社会人として世の中に出ると、不当・不公平な扱いや、納得がいかない事実に出会う事は決して少なくないと思います。 そして、そういう時に一人で正しい事を主張しても、「出る杭は打たれる」ことわざにあるように目の敵にされたり、仕事上で不当な扱いを受けることもしばしばです。 自分自身が直接そういう経験をしたり、周囲の人の行動を目の当たりにすることによって、だんだんと自己主張したり、戦ってまで「正しい事」を行おうとすることを嫌うようになってしまうのでしょう。 確かに「他人が悪さしているのを見逃さない」のはとても難しい事です。 私自身も報復人事で解雇された経験があるので、行動を起こす事のリスクは人一倍分かっているつもりです。 しかし、そもそもそういう環境を作ってしまった原因は、自分自身の保身を優先して「他人が悪さしているのを見逃す」人が多数派となったことではないでしょうか。 『見て見ぬ振りは同罪?』にも書きましたが、「他人が悪さしているのを見逃す」人は、ある意味加害者を擁護し、本当に正直な人が行動を起こす事を妨げているような存在です。 竹原さんは、そんな人が「正直者がバカを見る世の中だ」などと嘆いてみたところで、まさに自業自得であり、自分が正直になった時だけ「見方になって欲しい、評価して欲しい」というのはおこがましいということをおっしゃりたかったのでしょう。 正直者がバカを見ない環境を作るためには、正直者の絶対数を増やして、一人一人が正しい事を主張しやすくするしかないと思います。 そのためには、自分の身を守るための知識をしっかり身につけた上で、他人の悪さを見逃さないようにしたいものです。 by 『労働基準法違反を許すな!労働者』 テーマ:労働基準法と職場環境 - ジャンル:就職・お仕事 |
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以前から「残業代ゼロ法案」と悪評の高かったホワイトカラー・エグゼンプション法案、略して”WE”が「家族団らん法」という名前に改名して再提出されるという話を聞きました。
厚労相、WE改め「家庭だんらん法に」 法案自体の名前がその内容にほとんど関連性が無い事も問題だと思いますが、それ以上に危険だと感じるのが舛添厚労相のコメントです。 「残業代が出なかったら(働く人は)さっさと家に帰る」 という事で、つまり家に早く帰れば家族団らんの時間が持てるということらしいのですが、労働時間を自分自身で管理できる権限を与えられている労働者は非常に少ないでしょう。 そもそもある程度の権限を与えられていれば今の法制度でも「管理監督者」として時間単位の残業代の対象外にすることができますし、逆にWEが導入されていない状態でも、サービス残業によって実質的にWEと同条件で働いている人は沢山存在します。 仮に舛添厚労相の理論が正しいなら、 サービス残業の横行している会社=社員の帰宅時間が早い という図式が成り立つはずですが、実際にそうなっているでしょうか? このことを皮肉った面白い記事を見つけました。参考までにご覧ください(笑) 家族だんらん法に感謝の声続々「去年亡くなった祖母に会えた」 問題はその制度がどういう目的で導入されるかではなく、どう運用されるかということに尽きると思います。 例えば、派遣労働者に対して企業は「直接雇用申し入れ義務」というのがあって、3年を超えて派遣させるような場合は、直接雇用の機会を与えなければならないとされています。 しかし、実際には直接雇用を増やすよりも「3年経つと直接雇用しなければいけなくなるので、その前に契約を打ち切る」という手段を取る企業が多く、これも問題になっています。 また、上記でも触れたように会社役員などの「管理監督者」には残業代を払わなくてもいいという法律の定めがありますが、これに関しても一般労働者に名目上の肩書きを与える事で残業代をカットするという方法が横行しています。 結局のところ、理想論を語る前に「その制度を導入することでどんな悪影響の心配があるのか?」という事をを十分に検討した上で、拡大解釈や悪用を制限する方法を考えなければ何の問題解決にもならないのではないでしょうか。 もしも本当に家族団らんのための時間を確保させたいのなら、サービス残業の取締りを強化した方がずっと効果がある事でしょう。 どんな良い法律を作ったとしても、それを守る環境が無ければ正に絵に描いた餅ですからね。 by 『労働基準法違反を許すな!労働者』 テーマ:労働基準法と職場環境 - ジャンル:就職・お仕事 |
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