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会社の上下関係と言葉遣い
日本の会社では、年齢に関わらず上司は部下にタメ口、部下は上司に敬語というのが当たり前。

中には「同期入社の友人同士だから上司と部下でもタメ口」なんていう例外もあったりはしますが、基本的には上下関係によって言葉遣いルールが決まるのが常識となっています



しかし、個人的にはこの制度は良くないと思うのです。

そもそも、労働契約というのはあくまで経済上の約束事を交わすもの。それが人間関係の上下を決めるものではないはずです。

上司はタメ口。部下は敬語。
上下関係をはっきりさせる意味でメリットが無いとは言いません。

しかし、そもそも仕事の上下関係というのは、本来あるべき状態よりも遥かに大きな力で立場の強弱を決める傾向にあり、これがセクハラやパワハラに結びついたりするくらいです。

もともと権限に格差があるわけですから、言葉遣いで上下関係を示さなくてもお互いの役割に支障は無いはず。
むしろ立場の強弱を考えれば、何らかの力によってブレーキをかけるくらいの方が調度良いのではないでしょうか?

というわけで、同じ社会人である以上、お互いに敬語が基本。
これを労働者会のルールとして採用するのが適当なのではないかと。

話は代わりますが、以前に俳優の高倉健さんがTVのバラエティ番組に出演していた時の事です。



高倉健さんといえば、まさに大御所と言える俳優さんで、その名声は日本はおろか外国にまで知れ渡っているような人物。

それなのに高倉さんは、何十歳も年下の「アイドル」と呼ばれるような世代の俳優さんに対して、
「○○さんは、××されるんですか?」
というように、とても丁寧な敬語で接されていたのです。
もちろん演技やおふざけではなく、「それが当たり前」というごく自然な感じで。

恐らく高倉さんには、格上とか格下という意識は全くなく、相手を「自分と同じ一人の大人」として考えられているのでしょう。

これこそ正に大物の風格です。カッコいいことこの上ありません。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」なんていう言葉もありますが、丁寧な言葉で周りに接していても自然と尊敬を集められる人こそ、真の成功者と言えるのではないでしょうか。

by 『労働基準法違反を許すな!労働者』
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【2010/07/27 19:51】 | 疑問に思うこと | page top↑
ハングリー精神の行き着く先は
「ハングリー精神」という言葉があります。

これは文字通りに訳すと空腹根性とでも言いましょうか。

直接的な意味としては、何とか食べ物にありつきたい、つまり貧困から抜け出したいという気持ちをバネにするということ。そしてもう少し広い意味で解釈するなら、色々な苦しい状態を克服したいという気持ちを元に頑張る、ということになるでしょう。



そして日本の若者はこのハングリー精神を失っている、なんていう表現もよく耳にします。

ハングリー精神の源になるのが貧困だとすれば、日本のように比較的裕福な国の、しかも食うに困っていない世代の若者がハングリーになれないのは仕方の無いことかも知れません。

少なくとも本当のハングリー、つまり飢えた状態になる可能性はゼロに等しく、住むところに困ることも無い。

景気があまり良くないために就職難などの問題を抱えてはいますが、流石に貧しい国々のように「生きるか死ぬか」という状態とは比較になりません。

しかも、いざとなれば生活保護という制度まで用意されています。

そもそも、働きもしないで生きるニートやひきこもりが問題になること自体が、ある意味では日本の豊かさを象徴していると言えるのでしょう。

しかし、そんな日本においても、ハングリー精神の種になるような気持ちを持つ機会は十分にあると思うのです。

例えば、近年問題になりつつある格差社会という問題。

一生懸命働いているのに報われないという気持ちは、場合によってはハングリー精神の語源になっている食い物の恨み(?)に勝とも劣らないくらいの反発を生みますから、それが「なにくそ!」という行動に結びつく可能性は十分にある。

ただし、その反発心が国や大企業などに「格差社会をどうにかしろ!」という抗議行動に結びつくだけなら、残念ながら得るものは少ないように思います。



政治というのはあくまでも富の再分配が行われるだけのものであって、本当に裕福になるには自分自身が何らかの価値を生み出すしか無いからです。

あまりに大きな経済格差を産む制度も正さなければならないのは確かですが、既に決まった大きさのパイの「分け前を増やせ!」と声を荒げるだけでなく、個人個人が能力を磨いたり今までに無いものを作り出すといったような「豊かさを創造できる存在」になる努力を忘れてはいけないのではないでしょうか。


by 『労働基準法違反を許すな!労働者』

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【2010/07/13 19:51】 | 運営者日記 | page top↑
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