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上司の思いつきで発生する仕事
会社というのは言わば、利益を追求する組織でありチームです。

人間である以上、損得勘定だけで全てを判断するのは難しいですが、特に自分の頭で考えて指示を出すようなポストにある人にとっては、「経済的(経営的)に合理的かどうか」という視点は必要不可欠となるでしょう。

それなのに、会社で仕事をしていると、上司の気まぐれや合理的でない「思いつき」で仕事が発生することが時々あります。



以前に、私がある大きな会社に勤めていた時のことです。

その会社では多くの企業がそうであるように、会社の所在地や財務に関する情報をwebサイトに載せて公開していました。

そして、どのくらいの人がアクセスしているかということは、権限を持った人であればアクセス解析ページからいつでも見ることが出来るという仕組みになっていたのです。

そしてある時、その会社がニュースになるような大きな発表をしたことがきっかけで、ホームページへのアクセスが急増しました。

そうすると当然、会社のお偉いさん達も「どれくらい人が会社のサイトを見に来ているのか?」という事が知りたくなります。今こそアクセス解析ページが本領を発揮する時です。

しかし、その時会社のお偉いさん数人から、予想外の指令が下されたのです。

それは、
「解析ページの操作がよく分からないから、一日の総アクセス数の数値だけを抜き出して、特定のフォルダに格納されるプログラムを開発しろ」
というもの。

実際のところ、解析ページの内容を見るにはIDとパスワードを入れて、カレンダーから対象の日付をクリックするだけのカンタン操作でした。
しかも、一日に総アクセス数はページの一番上に表示されますから、全く難しいことはありません。

それなのに、今まで行ったことのない操作を覚えることを拒絶したお偉いさん達は、部下に時間をかけてプログラムを開発させることで、無理やり自分好みの仕様に変えさせたのです。



しかも、そのプログラムを使うのはたったの一ヶ月程度の間。

用意されたものを使えば数分で済むことを、あえて多大な人件費をかけて改変することは、どう考えても非効率・非経済的です。

しかし、「簡単な操作ですから既存の機能を・・・」とSEさんたちが一生懸命説明しても、「とにかく言われたとおりにしろ」という返事しか返して来ない。

結局、担当のSEさん達はどす黒い顔色で「お偉いさん仕様」のプログラムを開発して対応したようで、とても気の毒でした。



偉い立場にある人たちは、時には部下の反対を押しのけてでも命令を下す必要があるのは確かかも知れません。

それでも、本当にその指示が合理的なものなのか、そして会社全体のためになるのかということについては、ぜひ忘れないで頂きたいと思うのです。

BR>by 『労働基準法違反を許すな!労働者』
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テーマ:働くということ - ジャンル:就職・お仕事

【2010/08/28 09:58】 | 疑問に思うこと | page top↑
上司の機嫌で会社は動く?
仕事上の判断はあくまで合理的に、いわゆるビジネスライクに下さなければいけないのが当たり前。

とはいえ人間である以上、多少はは好き・嫌いによって判断がブレたり、機嫌の善し悪しで基準がズレたりすることはあるかも知れません。

それでも、出世して上司になって行くにつれて責任も大きくなって来ますから、重要なポストになればなるほど冷静沈着な判断が求められることになるでしょう。

しかし、残念ながら現実には好き嫌いやその時の気分・機嫌で判断が大きくブレる上司というのがいたるところに存在しています。



その結果、実績とはあまり関係なく上司の好き嫌いによって人事が動いたり、上司の機嫌の悪い時に提出された良い企画がボツになったり、同じレベルのミスに対して不公平な懲戒処分(場合によっては正式な懲戒処分ではなく「私刑」だったりもする)が下されたりするわけです。

本来はリーダーとして、組織の頭脳として舵取りを行わなければいけない「上司」。
しかしそのポストに、「困ったガンコジジイ」ぐらいの判断能力しかない人間が収まっていることも珍しくありません。

このような事が起こる一番の原因は、何と言っても上司というものがリーダーの資質とは関係ない要素、例えば勤続年数や年齢、個人的としての能力、人間関係のしがらみなどで選ばれる事だと思いますが、きっとそれだけではないでしょう。



会社では地位が上がると、本来平等であるべきはずの人間関係にも格差が生まれてきます。
そして地位が低いと、正しい意見を主張することすら難しい場合が珍しくありません。

つまり、立場が偉くなって権限が拡大すること、ワガママな発言が許されるということが気分屋の上司を生む原因となっているのではないかと。

これを防止するためには、やっぱり部下が上司を評価できたり、上司が正しい判断を下しているかどうかをチェックする仕組み(社内審査機関の設置など)が必要になると思いますが、そもそも会社の仕組みを決めているのが気分屋上司だったりすることもあるので、これがまた非常に難しい。

会社組織の中にも、もう少し民衆主義の要素が取り入れられないものでしょうか・・・(--;)


by 『労働基準法違反を許すな!労働者』
【2010/08/14 14:32】 | 未分類 | page top↑
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