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会社・経営者にとって、経費の節約というのは非常に重要なテーマです。
経営とは基本的に利益を追求する行為なわけですから、マイナスになる部分を少しでも削り、利益を伸ばそうとするのは当然でしょう。 しかし一方、労働者の方にはあまりそういう意識がなかったりしますよね(笑) 業務に必要なものが経費として認められなかったりすると、 「ケチな会社だなあ」 なんて思ってしまったり^^;。 この経費に関する考え方の温度差について、ある部長クラスの方が朝礼で興味深い発言をされているのを聞いたことがあります。 「経費というと会社が出しているお金というイメージがあると思うが、会社のお金ということは我々の給料の源泉にもなっているという事だ。だから経費といえども自分の財布と同じように考えるようにして、自分のお金と同じくらい大事に使うよう心がけよう」 ![]() 上手いこと言いますよね。確かにその通りです。 一人一人が自分の会社のお金を自分のお金の様に大切にする意識を持てば、経費の節約も効率的に行えることでしょう。 ・・・ところがこの会社では、そうは行かなかったのです。 実はこの会社、ちょっとまえに大幅な賃金制度の改革を行い人件費を削減したばかりだったのです。実質的に給料は目減りし、各種手当ても減額、定期昇給もほぼゼロとされて不満が募っていた労働者達たちの心に、会社の言葉は届きませんでした。 あるベテラン社員の方は、 「自分の財布だったら一生懸命節約すればそれだけお金を残しておけるけど、誠意の無い会社と共同の財布じゃあいくら頑張って節約したところで、何に使われるかわかりゃしない。」 とおっしゃっていました。 これも確かにその通りですよね。 会社が利益を追求するのは当たり前。しかし一方で労働者も利益を追求しているわけですから、仕事の生産性が上がったり、経費の節約に成功して会社の収益になれば、見返りを求めるのは当然です。 どんなに素晴らしいスピーチや啓蒙活動も、それを裏付ける会社の姿勢がなければ何の意味もありません。どんなに「経費節約!」と叫んでみたところで、会社や経営者が自分の利益だけを追求していては人は動かないと思います。 コヴィー博士の名著「七つの習慣」で 「行動の責任を言葉で取ることはできない」というような表現がありましたがまさしくその通りだなあ、と感心してしまいました。 by 『労働基準法違反を許すな!労働者』 テーマ:労働基準法と職場環境 - ジャンル:就職・お仕事 |
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