貧乏はより貧乏に
景気の良かった頃は「一億総中流」などと言われた日本ですが、近頃は「格差社会」という言葉をよく聞くようになりました。
つまり、お金持ちはよりお金持ちに、貧乏人はより貧乏になって差が開いているということですね。

規制が緩和されると、お金を持っている立場の会社・経営者は資本を武器に自由な経済活動ができるようになり、逆に雇われる側の労働者は搾取される傾向にあるのでしょう。

特に値下げ競争などの激しい分野では、一段とそのしわ寄せが労働者に偏りやすいようです。



お金持ちは(一部の浪費家を除いて)収入のうち生活費として必要な金額が限られているのに対し、貧乏な人は収入の殆どが生活のために消費されるという特長があります。
これは収入に対する食費の割合、エンゲル係数が生活レベルを間接的に表していることからも明らかです。

例えば、収入が20万円で生活に20万円費やす人は、資産の増加はゼロ。
これに対して収入が100万円ある人は生活費に50万円かけても、残りの50万円で資産を増やすことが可能になるわけです。

収入が少なくても倹約を心がけて資産を増やす努力をすれば生活が向上していく可能性はあるかもしれませんが、経済的に合理的でない行動を取る人は正にお先真っ暗です。

そんな「非合理的な経済行動」の典型例を挙げてみましょう。

非合理的な経済行動その1:消費者金融からの借金

金利の高い消費者金融からの借金は、未来の収入を実質的に目減りさせ、益々経済状態を苦しくします。
CMでは「ご利用は計画的に」などと言っていますが、そもそも計画的な人は消費者金融など絶対に利用しません。
しかも借り入れの記録があると、場合によっては転職活動などにも影響する場合があるので要注意です。

非合理的な経済行動その2:リボ払いでのクレジットカード使用

リボルビング払い、いわゆるリボ払いは借り入れ金が減らず、利子が利子を呼ぶ支払い方法。
貧乏人をさらに貧乏にする負のスパイラルに陥ることになります。
私の知り合いにもリボ払いフル活用の人がいますが、もはや何のための支払いかも把握できないほど、毎月多額の引き落としがあると嘆いてました。

非合理的な経済行動その3:ギャンブル

競馬・競輪・パチンコなどのあらゆるギャンブルはその期待値が1以下、つまり統計的には続ければ続けるほど損失が拡大するように計算されています。
よほど特殊な才能や情報を持っているのならともかく、自分は勝てるのでは?と思うのは妄想以外の何物でもありません。
「息抜き程度なら」という主張もありそうですが、鉄のように硬い意志を持っていない限り、ギャンブルで自制心を保ち続けるのは難しいでしょう。

収入が少なくても、せめて自分から搾取の罠に飛び込んだりするのは避けたいものです。

by 『労働基準法違反を許すな!労働者』

テーマ:お金の勉強 - ジャンル:株式・投資・マネー

【2008/02/06 21:32】 | 世知辛い話 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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